海の生き物図鑑

ダイビングインストラクターが沖縄の海で出会った水中生物たちをご紹介。

ヒレナガネジリンボウ

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【学名】Stonogobiops nematodes

【分類】スズキ目 > ハゼ科 > ネジリンボウ属

【体長】~50mm

【撮影地】沖縄本島 真栄田岬

 

体地色は乳白色で鰓蓋あたりから尾鰭の根本にかけて黒色の斜線が4本はいる。

眼の上部から口先にかけては鮮やかな黄色である。

本種の名前「ヒレナガ」にもある通り、第一背鰭の前方は黒く長く発達している。

警戒心がとても強くすぐに巣穴に隠れてしまう。

巣穴はテッポウエビ類が掘ったものに住んでいる。エビは巣穴を提供し、ハゼはいち早く危険を察知しエビに伝えるという役割をしエビとハゼでお互いを助け合う「共生」をしている。

 

今回の撮影地、真栄田岬のダイビング記録はこちら

okinawa-diving.hatenablog.com

 


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【沖縄ダイビング】真栄田岬ツバメの根 ポイント紹介 ピンクマーメイド

 

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撮影時の感想

共生ハゼ全般に言えることなのですが、とても警戒心が強く距離を詰めるとすぐに巣穴へ隠れてしまいますが、この警戒心にも個体差があります。

真栄田岬の砂地にはこのヒレナガネジリンボウは至る所に生息しているので、比較的警戒心の弱い個体を探す事もできます。

個人的に水温の低いときは警戒心が強くすぐに隠れてしまう様な気がするので、水温の高い時期に狙うのがおススメです。

 

 

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