海の生き物図鑑

ダイビングインストラクターが沖縄の海で出会った水中生物たちをご紹介。

クロヘリアメフラシ

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【学名】Aplysia parvula

【分類】無楯目 > アメフラシ科 > アメフラシ

【体長】~35mm

【撮影地】沖縄本島 東海岸 金武町

【ダイビングポイント】レッドビーチ

 

体地色は個体によって様々な種類が存在している。

写真の様な茶褐色や赤褐色、黒、半透明の白色の個体などがいる。

体に点在する斑模様の大きさも様々で、細かい点模様が体中に点在する個体や斑模様を欠く個体もいる。

和名の「クロヘリ(黒縁)」にもある縁取りも黒、青の2色、黒、赤の2色などの個体が存在する。

背面後部は卵型に膨らんでいる。

外部から刺激をうけると、紫色の液体を放出する。

 

今回の撮影地、レッドビーチのダイビング記録はこちら

okinawa-diving.hatenablog.com

 

 

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撮影時の感想

今回紹介している「アメフラシ」、外部から刺激を受けた際に放出するした液体が、雨雲が広がっていく様子に見えることから「雨降らし=アメフラシ」と呼ばれる様になったと言われています。

アメフラシの仲間はハッキリと「眼」を確認できる種類がいます。

今回のクロヘリアメフラシも触角の下部分にはハッキリとした「眼」を見ることが出来ました。

アメフラシの仲間を見つけたときは、触角下の「眼」を探してみてください。