ナカモトイロワケハゼ
【学名】Lubricogobius dinah
【分類】スズキ目 > ハゼ科 > ミジンベニハゼ属
【体長】~20mm
【撮影地】沖縄本島 北部 名護市
【ダイビングポイント】石切
体地色は鮮やかな黄色で眼の前方部から尾鰭の根本部まで乳白色の太い線がある。
眼球は深緑色で、体に鱗が無いのが特徴である。
空き瓶や貝殻などの空洞を棲み家にしている。
和名の「ナカモト」は日本で初めて本種の標本を採取した「中本純市」氏から。
撮影時の感想
上部の写真は、ホネガイを棲み家にしている個体。
このホネガイの個体を見たくて何度もこのポイントへ通い、探し回りようやく見つけた個体です。
近づくとすぐに棲み家の奥へと戻ってしまうので注意が必要ですが、遠くから観察していると棲み家の上部でホバリングする可愛らしい様子を見る事ができます。
空き瓶を棲み家にしている個体のすぐそばには卵があり、卵の中には幼魚の目玉が見えハッチアウト直前のものだったと思われます。