ホタテツノハゼ
【学名】Tomiyamichtys sp.
【分類】スズキ目 > ハゼ科 > オニハゼ属
【体長】30~80mm
【撮影地】沖縄本島 真栄田岬
背鰭、胸鰭を除き、体色は黒色で、胴部分には縦状に濃い褐色の線が入っている。
第一背鰭の先端から口先の項部に白色が入る。
大きくな第一背鰭は黄色または白色の網目模様があり、普段は折りたたんでおり特徴的な色、模様を見ることはできないが、警戒、求愛時に大きく扇状に広げる。
胸鰭、臀鰭には付け根から外側に向かって青色の線が入る。
20m以深の深い砂礫底にテッポウエビの仲間と共生している。
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撮影時の感想
写真で見ると白い砂地に黒色の体色なのでとてもよく映えてみえるが、広い白い砂地の中からだと、葉っぱ等と区別がつかずとても見つけづらい。
しかも、近づくとすぐ巣穴へ隠れてしまう為、離れたところから探さなければならず、遠くから見ても目が慣れない内は、なかなか気づくことができなかった。
ホタテツノハゼに気付くことが出来ず距離を詰めてしまい何度も巣穴に逃げこませてしまい写真を撮る事ができなかった苦い思い出がある。
海底を這うようにハゼと同じ目線にし探すと見つけ易い。